めぐみん

声 - 内田真礼 / 高橋李依
紅魔族の少女。13歳→14歳(WEB版では17歳前後)。スピンオフ版の主人公。
黒髪に赤い目。黒マントに黒ローブ、トンガリ帽子を被った典型的な魔法使いの出で立ちで、左目に眼帯(別に目が悪いわけではなく、ただのファッション)をつけている。カズマとアクアの出した求人の張り紙を見て仲間に加わる。体格は小柄で細身、身長は少なくともカズマ(165cm)より低い。屋敷では赤のパジャマを着ている。
基本的には冷静だが、紅魔族の例に漏れずやや中二病気味なところがあり、事あるごとに芝居がかった言動を取る。また、短気で「売られた喧嘩は買う」信条の持ち主。
紅魔族の里では学生時代一番の成績優秀者であり、頭の回転は速く洞察力にも優れている。ただし想定外のことには弱いらしく、そうした状況では度々パニックを起こしている。仲間達との絆を誰よりも大事にしており、またカズマに対する好意を明確に表明しているなど、情に深い一面も持つ。
実家は貧乏で、学生時代はゆんゆんの弁当を昼食の恃みにするほど家計が困窮していた。カズマ一行でめぐみん家へ行った際にも、カズマの土産物を夕食にしようと言い出すなど、現在も家計が困窮していることが伺える。
冒険者としての職業はアークウィザード。非常に膨大な魔力とそれをコントロールする技術を有するが、本人は「爆裂魔法しか愛せない」と言い、スキルポイントを爆裂魔法系列(魔法本体、威力向上、詠唱速度向上)にしか割り振っていない。そのため使える魔法は爆裂魔法のみ。しかも圧倒的な魔力不足で、撃つたびに昏倒するというおまけ付きである。
何かあるたびに爆裂魔法を使いたがりカズマを困らせることも多いが、爆裂魔法によってカズマ一行の中でも大きな戦果を上げることも多い。また、ベルディアがめぐみんを「頭のおかしい爆裂娘」呼ばわりした結果、「爆裂娘」が抜けて「頭のおかしい」だけでアクセルの街の冒険者同士では誰を指すかがわかる程度にはほかの冒険者に知られ、そして恐れられている。
彼女がよく口にする「爆裂欲」は、モンスターの群れの中に爆裂魔法を叩き込むと最も満たされるものであり、最初は平原に放つだけで満たされるものであった。しかしベルディアへの嫌がらせで廃城に爆裂魔法を放つようになってからは、巨大建造物を破壊する快感を覚え、最低でも大岩を破壊しないと満たされないものになった。初登場時から唱えていた「一日一爆裂」も、ベルディア戦以後はわざわざ破壊できる物のある場所まで遠出するようになっている。
スピンオフ作品にて、幼いころに邪神の封印で遊んでいて封印を解除し"大きくて黒い獣"(邪神ウォルバクの半身)に追いかけられていたところを、フードを被った巨乳の魔法使い(邪神ウォルバク(女))に助けられた事があり、爆裂魔法はその時に教えてもらった。
同じ年のゆんゆんに比べて著しく発達していない体格のせいで、子供扱いされることに抵抗感を持っているらしく、しばしばカズマからロリキャラ扱いされては憤慨している。4巻の時点で14歳になっている。第9巻では、カズマと同衾した際に「私は、もうすぐ15歳。すでに立派な大人ですよ」発言している。
小説10巻とスピンオフ作品では、カズマからおもちゃの指輪をもらったアイリスに対して敵愾心を持っている。
友達になりたがり勝負をふっかけてくるゆんゆんとは、学生時代からの幼馴染の間柄である。学生時代には食事がかかっていた事もあり、現在でもゆんゆんとの勝負には、徹底して「勝ち」にこだわっているようである。
物語が進むにつれてカズマへの好意が強くなり、より大胆な言動をするようになる。
完結しているWeb版では、魔王討伐後、新たなる魔王になって魔王城をカズマにプレゼントするために、旧魔王軍を一掃しようとして、マナタイトを使って鼻血を出しながら爆裂魔法を連発して、ゆんゆんにとめられている。
角川スニーカー文庫公式サイトTV化記念キャラクター人気投票で第1位を獲得。記念にスピンオフ作品第3弾の主人公になる。

ちょむすけ(邪神ウォルバク(黒猫))
声 - 生天目仁美
めぐみんの使い魔(ペット)で、羽の生えた黒い猫。メス。紅魔の里でこめっこが拾ってきて以来めぐみんのペットとなり、共に里を旅立った。基本的に彼女が外に出ている間は宿か家にいるようだが、一緒についてくることもある。人懐っこくおとなしいが気の弱い性格。たまに火を吹いたり羽で飛ぶことがある。
拾われた当初は名前が決まっておらず、ゆんゆんから「クロ」という仮名を付けられたが、後にめぐみんから「ちょむすけ」と名付けられた。本人は当初嫌そうなリアクションをしていたが、今は馴染んでいるようで、この名を呼ぶと反応する。
めぐみんやゆんゆん、カズマやダクネスによく懐いているが、アクアのことは嫌い。アクアのペットのゼル帝とは相性が悪く、つつかれて逃げ惑っている。紅魔の里では自分を食べようとするこめっこを怖がっていた。
その正体は紅魔の里に封印されていた邪神ウォルバクの半身である魔獣で、封印が解けたときに記憶をなくしている。当の本人は部下の悪魔には近寄らなかった。邪神ウォルバク(女)撃破後は心身に軽い変化をきたしたようで、風呂嫌いが治ったり、「ウォルバク」という単語に反応したりする。バニルからも「面白い事になっておる」とからかわれていた。
アニメ版では2期から登場し、水に抵抗がなく綺麗好きということになっており、当初から風呂に入っている。
角川スニーカー文庫公式サイトTV化記念キャラクター人気投票で「ひよこ(ゼル帝)」に負けたことに立腹。

出展:Wikipedia

※声優はドラマCD(とらのあな限定版、スピンオフ小説同梱版) / アニメ、サウンドトラックCDボーナストラック。 声優名1人の場合は、原則アニメ版のみであることを示す。