ダクネス

声 - 井上麻里奈 / 茅野愛衣
本名はダスティネス・フォード・ララティーナ。18歳(WEB版では22歳前後)。
金髪碧眼で豊満な身体の美人で、一見するとクールな女騎士だが、その実態は真性のマゾヒスト。めぐみんと同じく、カズマとアクアの出した求人の張り紙を見て仲間に加わる。その前はクリスとともにパーティを転々としていたようである。屋敷ではピンクのネグリジェを着ている。身長はカズマ(165cm)よりも高く、170cm前後。
冒険者としての職業はクルセイダー。一行における唯一の前衛として、敵の攻撃を一手に引き受ける。クルセイダーの特性として、悪魔などが使う暗黒系魔法にも耐性がある(ただし呪術系には耐性がない)。スキルポイントを全て防御系・挑発系のスキルに割り振り、魔王軍幹部の攻撃やめぐみんの爆裂魔法、果てはバニルの殺人光線にも耐える頑強さを誇るが、その反面、得物である大剣の攻撃を全く当てることができない。本人は不器用であることを一応の理由にしているが、それは建前に過ぎず、実際は「モンスターと必死に戦うも力及ばず敗北し、陵辱の限りを尽くされたい」という願望を秘めているため。そのため攻撃を当てられないことを負い目に思いつつも、それ以上に前述したシチュエーションのほうが重要らしく(ダクネス曰く「手加減してわざと攻撃を受けるのは違う」「必死に戦った上で圧倒されるのが気持ちいい」)、両手剣修練スキルを取得する様子はない。日常生活においても度々その性癖を暴走させ、カズマと一線を越えかけるなどのトラブルに発展している。
実は大貴族ダスティネス家の令嬢だが、冒険者として貴族らしからぬ生活をしていたため、ダクネスが見合い話の相談をカズマに持ちかけるまで誰もダクネスが貴族だと知らなかった。本名が知られてからは、ララティーナという名前をカズマや他の冒険者にからかわれるようになる。また領主だったアルダープが失踪した後、新たな領主となった父親の容体が快復するまで領主代理を務める。その出自ゆえ、やや世俗に疎い点や性癖の問題を除けば、一行の中でも最も常識人と言える。しかしそれが祟って一行の中ではトラブルの処理役になることも多く、領主代理となってからは更なる苦労を背負い込んでいる。またたびたび堅物な一面を見せ、街の一大事にはノブレス・オブリージュの精神で(しばしば自己犠牲を伴う)解決に当たろうとすることもあったが、徐々にカズマへの信頼をもとに行動するようになっていく。
本人は隠しているが少女趣味があり(バニルによって暴露された)、めぐみんが着用している可愛らしいワンピースを鏡の前で合わせたりしたこともあるが、本人は腹筋が割れていることや、自分の周りからの印象を気にしてそのような服を実際に着ることができずにいる。
小説第11巻では、クエストに同行したこめっこに活躍ができなかったことを指摘されて気に病んでいる。
完結しているWeb版では、魔王討伐後、カズマにアクションを掛けているが、カズマには気が付かれていない。

出展:Wikipedia

※声優はドラマCD(とらのあな限定版、スピンオフ小説同梱版) / アニメ、サウンドトラックCDボーナストラック。 声優名1人の場合は、原則アニメ版のみであることを示す。